キラキラピカピカ系が大好きな私は、iPhone5を買ったその日、その足でスワロフスキーショップに駆け込みました。私はスワロフスキーでやってみたいことがあったのです。それは、一ヶ月前から我が家に来た愛犬・キティの姿を、スワロフスキーでデコレーションすること。

ネットで検索したところ、キティの画像をお店に持ち込めば、スワロフスキーで形作ってくれるそうなのですが、それはかなりの値段がします。当時、アルバイト生活で食いつないでいた私には、到底無理な金額。そして私は決意。スワロフスキーとビーズを使って、自分の手でiPhone5の表面にキティの姿を表現すること。

それからはバイトが終わると、毎日スワロフスキーと向き合う日々が始まりました。これはとても繊細な作業です。一旦、iPhoneに取り付けてしまうと「やっぱ、やめた」と出来ません。バイトで疲れた身体に鞭打って、毎日スワロフスキーとiPhoneに向き合う日々。子犬のキティはちっともじっとしてくれない為、キティの姿は画像に撮ってプリントアウトし、その画像を元にデコレイトして行きました。

そして、作業を始めてから一週間、ようやく私のiPhone5のデコレイトは終わったのです。その出来に満足した私は、iキティに見せびらかしました。「ほらキティ、どう? お前の姿がiPhoneのデコになったよ。これでお前とずっと一緒にいられるよ」その時、惨劇が起こったのです。手を滑らせて、私はiPhoneを落っことしました。「アアアッ」その時、キティが大きく口を開けてiPhoneをパックン。
危機一髪で私のiPhoneを救ったのです。ホッと胸を撫で下ろした私は、「よくやった!キティ」とiPhoneを見た瞬間……。キティがパックンした衝撃で、iPhone画面にはしっかりと亀裂が。そして、せっかくのデコレーションはキティの涎でデロデロ。スワロフスキーがアチコチ剥げでしまったのは言うまでもありません。けれど、悪いにはせっかくのデコiPhoneを落とした私。キティは何も悪くないのです。