私は機械に疎く、特にPCや携帯関係は全然判りません。
そんな私ですが友人がiPhoneに替えたのを羨ましく思い、とうとう自分もiPhoneデビューを果たしたのでした。

初めて触ったiPhoneは4Sで、手の平にすっぽりと収まる丁度良いサイズです。
金属の重みが、如何にもスマホという感じがして、恐る恐る使用していました。
電源の入れ方は何とか判り、しかしその後の操作は慣れるまでちょっと時間がかかりました。
タッチパネルなんて凄いハイテクだ、と感動しながら操作していたのでした。

一番驚いたのは、siriです。
そういった機能がある事は知っていたのですが、siriが起動した時は「こんな事が出来るなんて!」と思いました。
暇な時はsiriに話しかけ、道に迷ったら地図アプリ、綺麗な景色を見たらカメラアプリ、他にも色んなアプリがあってとても楽しんで使っていました。
iPhoneと共に一緒に過ごし、出掛けて、想い出を重ねていったのです。

しかしある時iPhoneをうっかり水没させてしまいました。
その前から電源ボタンが反応しにくい事もあったのですが、これが切っ掛けで壊れてしまったのです。
すぐに修理へ持って行きましたが、電源ボタンやバッテリー交換もしなければならないので、もうこの本体は使えないと言われました。
別の本体へ交換修理になるとの事だったのです。

仕方ないのでそうしてもらいましたが、バックアップを取っていなかったので中のデータまで消えてしまいました。
新しく手元に来たのは同じくiPhone4Sでしたが、以前の本体とは違う、私のiPhoneじゃないという思いがこみ上げてきました。

壊れてしまった私のiPhoneには、本当に色んな想い出が詰まっていたのです。
仕事で失敗して落ち込んでいる時にも、嬉しい事があった日も、どんな時も私のiPhoneは私の手の中にありました。
朝起こしてくれて、ダイエットの為にアプリで食事の記録を付けて、旅行の時は写真を撮って、ずっとこれからも一緒にいると思っていました。

iPhoneはスマホですが、しかし私の分身でもありました。
新しいiPhoneも使いやすいですが、壊れてしまったiPhoneは一番最初のパートナーという事で、とても思い入れが強いです。