私は10年前に高校卒業と同時に実家を出て上京し、今でも実家を離れて働いています。

上京したての学生の頃は、都会でホームシックになり家族や地元の友人達に会うために長期休みになる度に帰省していました。
現在は、仕事も忙しく帰省出来るのもお正月くらいになっています。

私の両親から最近になって、結婚して実家の近所に住んでいる私の妹に勧められて、i phoneを買ったとのことで連絡がありました。
私の妹には子供がいて、実家にもよく遊びに行っているそうなのです。
両親からは孫の写真がiphoneから定期的に送られてくるようになりました。
また、妹が実家に遊びに行っているときにはFace Timeでテレビ電話がかかってきます。

今は離れて暮らしていますが、テレビ電話をしていると不思議と昔一緒に暮らしていた時のように
何の違和感もなく会話が進みます。普段は標準語を話しているはずの私もテレビ電話の時には地元の方言を知らず知らずのうちに使っています。
iphoneのおかげで両親の世代でも気軽に写真が送れたり、テレビ電話が出来たり出来るようになり本当に距離が近づきました。
両親とやりとりをしていると、たまには時間を作って帰省して親孝行をしようかと思うようになりました。

また、Face Timeでは両親からだけではなく、地元の友人たちからテレビ電話がかかってくることもあります。
大体かかってくるのは皆が集まってお酒を飲んで盛り上がっている時なので遅い時間にかかってきます。
電話はちょうど私が仕事を終えた頃にかかってきます。

最初のうちは、自分は仕事で疲れているのに酔っ払って気楽なもんだなと思っていました。
ある日私が仕事で大きなミスをして落ち込んでいたときにも、私の友人たちから酔っ払って電話がありました。
私が、仕事でミスをしてしまって落ち込んでいるのを知ると、友人たちは私に「ダメだったらいつでも地元に帰ってこい」と言葉をかけてくれました。
私のiphoneの画面に写る級友たちの姿をみて私は、もうちょっと頑張ってみるかと元気づけられました。