心配症の私は出産を控え、主人や母、産婦人科など主要な連絡先を紙に書いて持ち歩いていました。万が一陣痛が起きた時に、iPhoneの充電が切れてしまった場合を想定してのことです。

出産予定日2週間前に、なんと長く使っていたiPhoneが突然故障してしまいました。主人は新しいものが買えるねと乗り気でしたが、私は気が気ではありませんでした。

使いこなせないうちに陣痛が来たらどうしよう?自分だげで買いに行く時に陣痛が来たらどうやって連絡取るわけ?人生で一番といってもいいくらい必要であろうこのタイミングで壊れるなんて…とどんどん気持ちが沈んでいくのでした。

お腹もかなり大きく、携帯ショップは坂の上、買いに行った日は雨でしたが、主人とゆっくり歩いて向かいました。体力的にはかなりきつかったのですが、こうして大きいお腹で主人と外出なんて久しぶり、そしてこれで最後かな?なんてちょっと幸せな気持ちもありました。

さっそく新調し使い始めて、意外な(というか世の中では当然ですが)ことに気づきました。携帯の新機種を買い換える時とは全く違い、これまでと同様、何不自由なく使えるのです。アプリもそのまま、なんて便利な世の中だ…と驚いたものです。

出産して初めての夜、産まれたばかりの赤ちゃんの写真をiPhoneで何度も見ました。

明るくきれいに撮れており、買い換えて良かった、いいタイミングで壊れてくれた…このために壊れてくれたのかな?とすら思いました。

息子も1歳になり、iPhoneも1年になひました。今でも、日々息子の写真や動画を撮っては、それを夜寝ている息子の隣で何度も見てから眠りにつくのが日課です。

撮った写真や動画が多すぎて、容量が足りなくなったり動きが悪くなったりすることもありますが、思い出が増えたという証拠と思えば煩わしくないかもしれません?これからも、家族でiPhoneに寄り添って暮らしていきたいと思います。